大学生の仮想通貨【概念編:2】

こんばんは。べる(@910_miku)です。

 

本記事は、こちらの記事の続きです。

流し読みでも読んでいていただけると流れが理解しやすいかと思います。

 

snowart.hatenablog.com

 

 

 

前回の記事の内容は、簡潔にまとめると以下の内容でした。

・仮想通貨取引を始めてから今日まで、モニターに張り付く生活はしていない

・特にストレスもない。

・「投資は捨て金で」。

・捨て金=「既に失ったお金」。ビットコインは「商品」。

・投資に使うということは、同時に日本円としての価値を失うことになる。

 

 

今回は、残りの3、4章になります。

 

大筋としての話は、

「お金を増やしたい一心で始める意味はないよ!」

という内容です。

 

 

 

※忙しい方は「4.ここまでを整理すると」と「4.ここまで悪い話しかしなかったけど」だけでも何となくつかめるかと思います。

 

3.仮想通貨を含む「投資」をするときに考えるべきこと

 

1.捨て金

 

ここから、考えるべきことについての話です。

 

投資をしようとする時、値動きがあるというリスク(ここでは負のリスクを指します)は誰もが考えることでしょう。

しかしそれだけではなく、最も大きな落とし穴があることに多くの人は初め気が付きません。

それはすでに述べた「すぐに使えない」という点です。

 

現在ではビットコイン決済が行える店舗が増えつつあるようですが、まだまだ少ないです。

このことから、ここでは仮想通貨も「金銭と商品のトレード手段として使えない投資商品」と考えます。

 

「すぐに使えない」というリスクについては昨日の記事で既に述べました。

これ以上の説明は省略します。

 

2.スケール 

 

大学生が投資を始める際、資金はバイトで貯めたお金、ギャンブルで一山あてたお金くらいかと思います。

 

いづれにしろ、投資に使用できる「余剰資金」はそう多くは無いでしょう。

 

これは「めっちゃ増やしてやるぜ!」という一攫千金派の方にとっては大きなデメリットとなります。

なぜでしょうか。

 

 

投資は、投入した金額の大きさによって返ってくる利益・損失も大きくなるからです。

例を見てみましょう。

 

 

僕が始めた頃は1BTC=48万円だったとお話ししました。

計算を簡単にするため、1BTC=50万円とします。

ここにAさんは1万円投資し、Bさんは100万円投資したとしましょう。

現在、両者の利益がどのようになっているか、考えてみます。

 

ビットコインは0.1、0.01といった単位でも取引できるので、

Aさんは1万円で0.02BTCを購入できます。

Bさんは100万円で2BTC購入できます。

 

11/23 16:30現在、1BTC=約91万円となっています。

ここで両者の保有ビットコインをすべて売却したとすると。

 

0.02BTC=18200円

2BTC=182万円 となりますね。

 

3か月で、

 

Aさん・・・1万円→18200円  +8200円

Bさん・・・100万円→182万円 +82万円

となるわけです。

(※実際の相場は細かい上げ下げを繰り返しているので、売りタイミングによっては損失にもなります。相場に連動して細かく売買すれば結果は異なります。今回は便宜上簡易化した計算であることをご了承ください。)

 

投入資金に対する増加率は両者+82%です。

しかし、投入した資金量に応じてこんなにも利益に差が出ます。

 

大学生が「投資を行いお金を増やす」というつもりで1万円ではじめても、3か月かけて8200円しか増えません。

現実は厳しいのです。

 

 

少ない資金でも大きなリターンを得られる、信用取引という投資方法もあります。

これは「証拠金」と呼ばれるお金を入金しておくことで、証拠金の最大20倍の金額の投資が行えます。(※bitflyerの場合)

1万円あれば20万円分のビットコインが購入できます。

 

利益は1万円での運用の20倍です。

当然ながら損失も20倍

「投資で有り金溶かしたどころか借金背負った」という人は、ほぼ例外なく信用取引で失敗したからです。あるいは借金して資金を作っていたか。

通常の取引で借金を背負うことはないはずです。

(※僕もプロではないのですべて知り尽くしているわけではありません。もしかするとあり得るのかもしれませんが、調べた限りではヒットしませんでした。)

 

 

少額で開始して一攫千金しようとしている方、現実は甘くなかったです。

 

 

ここまで、

「お金増やすために投資したいっていうけど、そんなに資金ない状態で初めてもたいして増えないよ?」っていう話でした。 

 

 

3.仮にお金が増えたとしても

 

仮に、取引をしてお金を増やすことができたとしましょう。

お金が増えた。幸せ。何も問題はなさそうです。

 

 

いやいや、実はまだまだ罠があるのです。

 

先ほどのAさんBさんの例を思い出して、

無事にお金を増やせた両者は、果たして資金を3か月使えなくしたほどの利益を享受できたのか

という点を考えてみましょう。 

 

 

Aさんは1万円投資しました。

Aさんはアルバイトが好きではなく、月の収入は3万円です。

そこから定期券代に月に15000円消費しており、残る月毎の可処分所得は15000円です。

彼は仮想通貨取引を開始した月、友人との飲み会をすべて断り、昼食はコンビニおにぎり2つ、服は買わずという極貧生活を送りました。

元金を失うリスクも負いつつ、極貧生活に耐え、やっとのことで手にしたお金は8200円。

小さく始めたのは良いですが、得た利益はそうは多くありません。

果たして、彼は投資を行う必要があったのでしょうか。

 

 

Bさんは大学4年生。

卒業旅行で海外へ行くための貯金の100万円でしたが、仮想通貨がアツいという言葉を聞き、すぐに始めました。

彼は「どうせ失っても死なないし」との考えで、清水の舞台から飛び降りました。100万円。

3か月後、得た利益は82万円。大金です。

4年間働いて貯めたお金がほぼ2倍になりました。

満面の笑みで利益を確定し、お金を銀行口座に戻しました。

 

しかし、念願の海外旅行は行けていません。

一緒に行く予定だった友人はほかの人とすでに予約をしてしまいました。

こんなことなら海外旅行へ行っておけばよかった・・・

B君は後悔します。

得た利益は多くとも、失った機会も大きいです。

果たして、彼にとって投資は必ずしも良い結果をもたらしたのでしょうか。

 

 

かなり都合の良い作り話ですが、実際にありがちな話です。

卒業旅行の資金を投資に充てるということは往々にしてありますし、

アルバイトが好きではなく毎月の収入がそれほど高くない人が一攫千金を目指すケースもあります。

 

 

投資は資産運用の1つの形です。

資産運用とは、「現在持つ資産を増やす(減らさない)為に投資や貯蓄すること」です。

 

投資は資金がある程度大きくないと大きなリターンは得られません。

これはB君の例を見ればよく分かることでしょう。

 

よって、大きな資金が用意できない大学生は、お金を増やすための投資をするメリットが小さくなってしまいます。 

その上、仮に資金を用意できても、大学生が投資を行う必要があるのかという疑問が生まれます。

 

用意したお金を財やサービスに消費できる機会を封印し、

さらにそのお金が減損するリスクを負ってまで手を出すほどの対象なのか。

 

それよりも旅行や読書といった経験に投資した方がよほど効果的だったのではないか。

 

何をもって効果的と呼ぶかはわかりませんが、僕は「仮想通貨稼げるらしい!」と言って安易に始める方を見て、このように考えるのです。

 

4.ここまでを整理すると

大学生が投資を始めるうえで考えるべきことは、

 

1.そのお金は本当に余剰資金か。

2.そのお金を「投資に入れる=封印する」ことで自分が経験等に使うお金が減ってしまわないか。

3.「お金を増やしたい」という目的ならば、少額資金ではそれなりのリスクを覚悟しなければ大きなリターンは望めない。今始める必要はあるのか

 

この3点です。

 

 

4.ここまで悪い話しかしなかったけど

 

実は、僕は仮想通貨取引をやってみる意味はあると思っています。

 

それは単純に、「始めることで学べることがあるから」

仮想通貨取引を投資ではなく、経験への出費と捉えるのです。

 

僕は「お金増やせるかもしれない」という下心興味の他に、

「仮想通貨取引ってどんな感じ何だろう」

「そもそも仮想通貨市場の上げ・下げの要因は何だろう」

 といった所に興味があって初めてみました。

 

これらの疑問はやってみないとわからないことです。

疑問が解決したからと言って、すぐに何かの役に立つとか、

お金が稼げる人間になれるとかではありません。

しかし、いつ役に立つかわからない、ひょっとすると役に立たないかもしれないような知識や経験を積み重ねることが「勉強すること」だと思っているので、この意味では仮想通貨取引はやってみても良いのではないかと思います。

というか、仮想通貨取引に限らず興味のあることは基本的にやってみると良いと思います。

 

coincheck

 

というわけで、長くなってしまいました。

大学生の仮想通貨【概念編】は終了です。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

 

 

大学生の仮想通貨【実践編】はまた後日公開させていただきます。

そこではローソク足の読み方といった基本的なところから、

僕が3か月ビットコイン保有してみて気づいたチャートの動きみたいな話もしたいと思います。

気づいたチャートの動きなんかは「なんとなーくこんな感じする!」程度の話です。

超初心者のべるが言う話なので、「相場を制する!」「ビットコインの値動き法則!」なんてものではありません。

これを鵜呑みにして投資するとかはやめてください。

僕はあなたのお金に責任は持てません。

 

 

それではまた次回!

 

 

僕が現在お勧めする取引所はここ。

リップルモナコイン、ビットコインなどの取引手数料が全て無料です。

bitbank登録はこちら

 

 

 

 

次の記事はこちら

0から始める仮想通貨【実践編:1】指値 逆指値 トレードビュー - 日常の隙間で