「嫌なら就活やめちゃいなよ」と大真面目にアドバイスしてくる友人の話

こんばんは。

 

今回も、私の知り合いの話をしようと思う。

どうしてこうも私の周囲には謎に意識高い「系」でしかない知り合いが一定数いるのか・・・私の知り合いには個性的で興味深い人たちが多いのである。

 

※本記事は新卒フリーランスの方をはじめ、フリーランスという働き方への否定あるいは批判をする記事ではありません。

ということをあらかじめ明言しておく。

 

1.今回の「彼」は何を言っているのか

 

大学3回生の春。

就活ムードになり、中には最終面接まで進む能力の高い人もちらほら。

そこでは、しばしばテンプレのような呪文が飛び交う。

 

「あー、就活嫌だー」

 

私もこの呪文をよく使う方である。

高校生がテスト前日に良く使う、「やべー、テスト勉強してねーわw」と同種の呪文だ。

今回の呪文は、自分は意識高い「系」ではないよということをアピールしつつ、周囲に比べて自分の就活が遅れているのは就活したくないからだよと言い訳できるのである。すごい便利。

ちなみに私が意識高い「系」とわざわざ鍵括弧つける理由は以下の記事を読んでくれるととても嬉しいです。

 

 

snowart.hatenablog.com

 

ある日、いつもと同じように呪文を唱えていると、友人Gが強力な対抗呪文を唱えた。

 

「嫌ならやめちゃいなよ、就活しなくても生きていけるよ!」

 

予想外の一言であった。

私はとてももやもやとした気分を抱えながら大学を後にしたのだった。

 

 

2.なぜそんな言葉が出たのか

 

彼について、少し考えてみる。

 

・学生のうちから営業活動をしている。詳細不明。

・株やFXの投資をしている。収支は不明。

・授業に出ずに営業活動に参加することも。

・大学の授業は社会で生きていくうえで意味がないと考えている。

・親がお金持ち。社長らしい。

 

なるほど、彼は就職活動をしなくても生きていける基盤がありそうだ。

いざとなったら親に頼るということも出来そうな裕福な家庭のお坊ちゃんのようだ。

 

 

彼曰く、「就職は企業に奴隷のようにこき使われる契約だ。悪だ。」

曰く、「今の時代はフリーランスでも大金を稼いで生きていける。」

 

彼はもしや、隣の家が宝くじ当たったら自分も当たると考えて買うタイプだろうか。

成功者の姿だけを見て自分も成功するイメージしか抱けていないみたいな奴だろうか。

視野を広く持ってほしい。

 

3.新卒フリーランスになることへの個人的意見

 

 

大学卒業後企業に属さずフリーランスで生きていく選択肢は私は無しだと思うタイプの人間だ。

個人的に新卒で会社で働くメリットは以下だと考えているから。

 

・社会の汚いところを知ることが出来る

・社会人としての最低限のマナーを覚えることが出来る

・社会の仕組みを、社会人として社会に組み込まれることで実践的に知ることが出来る

 

私は社会人になったことがまだないので、これらは実際には違うかもしれないが。

 

新卒でフリーランスになってしまう、即ち会社に入社しないという選択肢を取ると、経済的にも社会的にも危ういものになってしまうのではないか、ということを危惧しているのだ。

 

例えば、社会人としてのマナーもどこかずれている、卒業してからフリーランスで活動していたというが大した実績もない、そのくせプライドだけは高い。

フリーランスでやっていけないとなったときに、そんな人間を一体どこの会社が雇うのか。

それこそ劣悪な労働環境で搾取され続ける未来が見えてしまう。

 

何かコネがあったり、文章を書いて発信することの社会的影響力をすでに持っていた李するならば、就職する選択肢を完全に捨てるということも出来るかもしれないが、私にはそんな影響力もコネもないのだ。

凡庸な人間に社会は厳しい。

 

 

4.結局

 

彼に自分の意見を伝える。

「へー、そうなんだ、でも君ならできると思うよ、一緒にフリーランスで生きていこうよ!」

 

まるで聞く耳を持たない。

それどころかまだ薦めてくる上に、「君ならできるよ」との力強いお声までかけてくださる。

その根拠はどこから・・・

それで私が失敗した時の責任はどうするのだろうかとぼんやりと考えながら、

 

「そうだね、考えておくよ^^」

 

と、これまたテンプレと化した呪文を唱えたのであった。

 

 

※本記事は新卒フリーランスの方をはじめ、フリーランスという働き方への否定あるいは批判をする記事ではありません。

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